PTA役員

僕は、長男の小学校で、PTAの役員を受け持っている。1学年委員長という役割である。

 

4月に入学したあと、すぐに授業参観があり、その後父兄が体育館へ集められた。

そこで、「あなたはPTAの1学年委員です。」と言い渡された。

「え?そうなの?」と思ったのもつかの間。授業参観へ参加した父兄で、1学年委員に該当するメンバーが参集された。その場にいたのは、僕を含め、計4人。それ以外のメンバー(授業参観に来なかった方)が2人。

 

総務の方がいらして、この四人の中で委員長を決めて下さい。という。

寝耳に水なことだらけで、うまく理解が追い付かない。仕方なしに、「この中で、上の子がいらっしゃる方は?」と聞いてみる。うまくいけば、その人に委員長をやってもらうという算段で。

誰もいない。皆新一年生であった。もう終わったと思った。なぜなら、かえってラグビーの試合を見る予定だったから。もうすぐ試合開始時間である。

覚悟を決め、「いいです。私が委員長をやります。」というと、

総務の方が、

「委員長になると、人も覚えるし、いいとおもいますよ。」

という。ぜんぜん。何が良いのか。よくわからなかった。

これで帰れるラグビーを見れる)と思ったら、そのあと役員会を引き続きやります。とのこと。

結局、息子を図書室に待たせ、帰った頃にはラグビーの後半戦が始まっていた。

 

続く。