ひき肉の赤いところ

先日、家族で某ファミレスに訪れた。

ハンバーグやステーキ推しのお店である。

 

長男が、チーズハンバーグを注文。まず来るのがとても遅かった。

家族4人で行って、僕を含めた3人が食べ終わってしばらくすると到着した。

まあ、この辺りはよくあることだし、腹を立ててもしょうがない。

「こちら、お熱くなっておりますのでご注意下さい。」

と、黒い円柱状の「ペレット」と呼ばれる焼き石を置いて行った。

フォークとナイフも2セット提供され、

「お切りになる際と、食べる際で使い分け下さい。」

という。

 

どういうことかと切ってみれば、ハンバーグの中が全くのレア状態。

バカじゃないのか。それで使い分けろと。なるほど。やはりバカだと思う。

 

ステーキがレアで食べられるのは、肉の内部にはばい菌がいないことと、表面はしっかりと火を通しているから。ハンバーグなどひき肉の場合は、その外と中がぐるぐるになった状態なので、全てにばい菌がいると考えるべきだろう。

それをわかって、器具を使い分けろと言っているのだろう。そして良く焼いてお召し上がりくださいな。と。

 

しかもペレットで焼いたところで、肉汁がダダ洩れなので、残りはカスッカスで、ジューシーさなどひとかけらもない。おいしいって何だろう。

 

食事中、当事者の長男(7)が、

「だからお父さんこういうところ嫌いなんだね」

と悟っていた。